日経225ミニとは

日経225ミニとは

証券会社では個別株以外にもいろいろな商品を取り扱っていますが、中でも最近人気があるのが「日経225ミニ」というものです。

日経225ミニは日経平均株を元にした指数先物取引の日経225という金融商品を10分の1の規模で取引ができるようにしたものです。

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日経225ミニは2006年頃から取引が始められた金融商品ですが、その前から取引されていた日経225先物取引を小規模にしたものなので「ミニ」と言われています。

日経225ミニは日経225先物取引と同様に日経平均株価指数に連動した価格を対象とする金融商品で、株価指数先物取引とも言われています。しかしこの日経平均という株価はよくテレビのニュースなどで見かけますが、特定の会社の銘柄ではなく株式市況全般の動きを見るために算出された指標なのです。日経平均株価と同様に有名な市況を見るための指標として東証株価指数というものもあります。

日経平均株価指数はどのように算出されるかというと日本経済新聞社という会社が東京証券取引所に上場している主要な企業の内225社を選び、その株価を平均することで算出しているのです。

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日経225ミニではレバレッジが高く取引金額がとても高額になります。例えば日経平均が9500円だとするとその100倍が最小単位の売買金額になりますので95万円の売買になります。買った後に例えば10円価格が上がったなら1万円の利益が出ます。また売りの場合でしたら10円下がると利益が1万円出ることになります。

このような高額な取引を通常の株で行うとなるとかなりの資金が必要になるのですが日経225ミニでは他の先物商品と同様に証拠金を用意すれば取引ができます。日経225ミニは証券会社により異なりますが、50万円程度の証拠金があれば取引ができるようです。

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